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顎関節部には解剖学上、大変重要な神経、血管その他の器官が位置しているため外科的に症状を改善する場合にはかなりのリスクを伴うことになります。例えば野球選手などがひじや肩の関節にメスを入れて、何年間もつらいリハビリを続けたりしている番組をテレビでご覧なったことがあるかもしれませんが、顎関節ともなれば、ましてや頭部ですし、会話、食事などで顎関節は必要不可欠な部分なので、安静にさせることが比較的容易な腕や足などの関節と比べますと使用頻度もはるかに多く、とても不自由になるかと思います。ですからおそらくある特定の大学などの設備が充実した医療機関であれば、ご相談頂いた出っ張りを手術によって小さくすることも可能かと思われますが、日頃の日常生活における現状の不自由さと手術に伴うリスクを担当される先生とも充分相談しながら、比較検討した上で決めて頂きたく思います。詳しい検査をしなければなんとも適切なご説明を致し兼ねますが、ご相談頂いた内容から推測致しますと、もしかすると、くいしばった時に出っ張りが気になるとなると下あごの骨と顎関節の骨の間に介在し、クッションの役割を果たす関節円板と呼ばれる
軟骨が円滑に動かないために生ずるのではないでしょうか。そのような時は骨格上、骨の構造に異常がなければ手術をしなくても良くなる場合もございますのでMRI検査を行い、軟骨の状態もみてもらうようにしましょう
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